相手に自分の伝えたいことが伝わりにくい。そんな経験をしたことはありませんか?その時自分の語彙力がないからだ、と無下に決めつけたりしていませんか。
自分の伝えたいことが伝わらないのは必ずしも自分の語彙力がないからだけではありません。
人に何かを説明する時、説明の順序なるものが存在します。
説明の順序を守ることで格段に相手に自分の伝えたいことが伝わりやすくなります。
『説明の順序があるのか、そんなの聞いたことないよ』
この状況こそ、相手に物事が伝わらない大きな原因の一つなのです。
確かに説明をするためにある程度の語彙力が必要であることは間違いありません。
しかし我々は少なくとも義務教育の中で母国語はある程度勉強をしており日常生活には困らないほどの語彙力はあるはずです。
従って語彙力がないよりもむしろ、説明の順序を知らないことが問題なのです。
ではその説明の順序とやらは何なのでしょうか。
CREC法
このCREC法こそが説明の順序の骨格部分なのです。人に何かを説明する時CREC法を意識して話してみることで相手からの反応は全く違うはずです。
CREC法とは、
- C(Conclusion):結論
- R(Reason):理由
- E(Example):事例
- C(Conclusion):結論
で構成されます。
具体例を挙げて説明していきます。
電マンションは購入するより賃貸契約した方が良い。
相手にこのことを説得したいとします。CREC法を使います。
マンションは購入するより賃貸契約した方が良いですよ(C)。賃貸契約であればいつでも契約を解除することができます(R)。例えば、急な転勤や迷惑な近隣住民がいた場合に賃貸契約であれば対応できます(E)。だから、マンションは購入するより賃貸契約した方が良いんです。
- C:マンションは購入するより賃貸契約した方が良い
- R:賃貸契約であればいつでも契約を解除することができる
- E:急な転勤や迷惑な近隣住民
- C:マンションは購入するより賃貸契約した方が良い
このように文章を構成を意識することで、より相手により伝わりやすい文章となります。
CREC法は相手に何かを説明する際に重要な順序です。
何度も反復してCREC法を用いているうちに自分の血肉となり、重要な局面で最大限の働きをしてくれることになるでしょう。
確かに最初は違和感だらけで途中で何を話しているか分からなくなってしまうことでしょう。ですから最初は家族などリラックスできる身近な人で練習するといいと思います。
CREC法により相手へのコミュニケーションがスムーズになりあなたの人生がより快適になることでしょう。是非試してみてください。
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頑張って読んでみようと思います。読み終えたら今後記事でも紹介していきます。
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