【現役医師監修】医学雑誌を有効活用!研修医におすすめの医学雑誌

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はじめに

研修医になって「よし!これからバリバリ勉強を頑張るぞ!」と息巻いたものの「何を勉強したら・・・」「教材になる医学書がたくさんあって迷う」という人も多いかと思います。

そんな時に道標になるのが医学雑誌です。

医学雑誌を定期購読することで定期的に新しい知識に触れることができ、知識の抜け落ちていた領域や項目に触れる機会を作ることができ、診療に隙がなくなります。

とはいっても多くの医学雑誌から何を選べば良いのか・・そんな人のために

内科領域に関わる雑誌で研修医が購読することで明日の臨床に役立てることができるものをピックアップしていきます。

研修医向けの医学雑誌の定番中の定番「レジデントノート」

羊土社の「レジデントノート」は非常に有名で、研修医向け雑誌としては定番中の定番です。

内容としてはプライマリケアと救急を中心に内科領域を広く扱っています。

この雑誌を購読することで内科領域を広く学ぶことができ、ローテート中に知識が偏るのを防ぐことができます。様々な科で非専門医に求められる水準の知識をアップデートできるので、研修医が終わった後でもチェックしている医師は多くいます。

読み物としても親しみやすく、価格も安いため、とりあえず何か購読してみたいという人はぜひこちらを購読することをお勧めします。

レジデントノートのうち最近手に取ってみたものの中でおすすめなものをいくつかピックアップしてみたのでご覧ください。

救急外来・ICU/CCU・病棟・退院後の外来など,心不全診療における状況別の考えかた・動きかたが身につく!新しい治療薬や緩和ケア,COVID-19の対応など「いま知りたい」トピックスも詰まった一冊

各電解質異常の症状から心電図異常,注意すべき薬剤までじっくり解説! 
さらに,緊急性の有無で分類した症例も豊富に収録,読めば電解質異常診療の経験値がアップ! 

ステロイドの使い方を研修医がよく出合うCommon Diseaseに絞って解説! 原理やトラブルへの対処もフォローし,使いそうだけど使わない時の代替治療も紹介.重要なエッセンスが詰まった実用的な1冊! 

腹部エコーを的確に描出するための解剖学的知識,プローブの走査の仕方を丁寧に解説.さらにポイントとなる異常所見をとりあげ所見の診かた・注意点も紹介.腹部エコーを適切に活用し,診断につなげることができる! 

生理学・解剖学の基礎知識は臨床現場で欠かせないものだけど,その知識を臨床で活用することは難しい…そこで,本書では基礎知識と現場で得た経験が結びつくように解説, 2つを最大限活用すれば動き方が変わる! 

必ず知っておくべき腎疾患の診察・検査を深掘り解説! 診察・検査のポイント,ピットフォール,精度・特性,限界までわかります.正しい知識と根拠を学び,自信をもって腎疾患に適切に対応できるようになります! 

総合診療をブラッシュアップする「medicina」

2つ目は医学書院より出版されている「medicina」です。

「いかに診るか」をコンセプトにした内科診療全般を扱う雑誌です。内科全般の知識を幅広く取り扱っており、毎月読んでいると、日々の病棟管理の中でふと思い出して役に立つ知識が散りばめられれいます。しっかり熟読して学習しても、さっと読み物として読んでも役にたつ非常にバランスの良い内容の雑誌になっています。

イメージとしては前項で紹介したレジデントノートの発展版のような感じで、プライマリケアや非専門医に求められる各科の知識を習得するのに良い雑誌です。

問診は診察の基本であり、そのスキルアップは診断力の向上につながる。本特集では外来で出会う頻度の高い症候について、「一般的な問診項目に加えて、もし1つだけ質問ができたら何を聞くか?」を第一線の執筆陣に答えていただいた。

COVID-19の流行に伴い,非専門医が胸部画像診断を行う機会がさらに増えている。本特集では、日常の臨床現場で困らない程度、重大な疾患を見逃さない程度に胸部画像診断ができることを目標に、読影のエッセンスを濃縮した。各項目には★印で難易度を示したので、初学者は★1つの項目から,基礎知識のある方はご自身の弱点補強や、「今後後進にどう教えたらいいのか」という視点でも読んでいただきたい。

特集 腎疾患 エキスパートへの質問で学ぶ診療のキホンと最新情報

集中治療に自信をつける「Intensivist」

メディカル・サイエンス・インターナショナルより出版されている「Intensivist」は集中治療にフォーカスを当てた雑誌です。

年4回の発刊でICU管理を中心に集中治療や緊急時にどのような方針で治療を組み立てていくかについての知識をアップデートできます。

研修医にとっては近寄り難いICUについて早めに知識をつけていくことで、研修が終わった後に短時間で自分1人で判断を下さなければならなくなった時に自信を持って行動を選択することができるようになります。

ICUには多くの術後患者が入室していますが,術後管理には術中の麻酔の知識が必要な事柄もあります。本特集は,「麻酔」をテーマとして,1麻酔科をバックグラウンドにもたない集中治療医にとっては,術中麻酔管理の現状,術後に遭遇する麻酔関連のトラブルシューティング,非挿管患者に対する処置時の鎮静方法を通じて,より麻酔が身近になるよう,2麻酔科をバックグラウンドにもつ集中治療医にとっては,知識の整理およびアップデートができるよう構成しました。

循環器集中治療(critical care cardiology)は最近循環器のなかのsubspecialty としても注目をあびており, 5 年ほど前から米国心臓病学会(ACC)のCore Cardiovascular Training Statement(COCATS)内にも記載されるようになっております。本特集号ではこの循環器集中治療をテーマとして取り上げ,各領域のエキスパートにより最近の進捗を中心に概説します。

英語論文を読むための訓練に「NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE」

言わずと知れた5大ジャーナルの一つであるNEJM。なぜこれがおすすめかというと、南江堂が出版している日本国内版が非常に有用なのです。

日本国内版のNEJMは冒頭に日本語の目次と、主要な論文のアブストラクトの和訳が掲載されているのです。英語論文を読めるようになるためには多読が最も重要なので、まずアブストラクトを日本語で理解してから本文を読むことで論文を読むトレーニングにもなります。医学雑誌として最も権威ある雑誌がこのように読みやすく出版されているのは非常にありがたいことです。英語のトレーニングと最新の医学知識へのアクセスの一石二鳥なのでぜひ購読しましょう。

NEW ENGLAND JOURNAL of MEDICINE 南江堂

まとめ

今回は研修医にお勧めしたい医学雑誌をピックアップしました。

どの雑誌も研修医にとってよみやすく、ためになるものなので勤務先の病院に置いてある場合はぜひ活用しましょう。

個人で購読しても損にならないものなのでぜひチェックしてみてください。

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