はじめに
医学部生、これから医学部生を志す高校生(浪人生)の方は『医学部生は英語の勉強が必要なのか』気になるところだと思います。
結論から申し上げますと、現役医師の観点から申し上げますと、『医学部生は英語の勉強が必要』です。医学部生・医学部生を志す高校生(浪人生)の時点でできる英語勉強法についてもお話しします。
医学部生は英語の勉強が必要

医学部を卒業し、単に医師として勤務することだけを考えたとしても英語の勉強は学生のうちから必要です。
将来アメリカや英語圏で働くライフスタイルを志す方はもちろん英語は必要となりますが、日本で働くライフスタイルを選ばれる方も英語の勉強は必要です。
アメリカや英語圏で働くライフスタイルを志す先生
一昔前の医療現場と比べて医師のライフスタイルは多様化してきており、海外の医療機関で臨床経験を積む方も増えてきています。
例えばアメリカの医療機関で働く場合では、アメリカでの医師国家試験であるUSMLEに合格する必要があります。
まずはUSMLEに合格してECFMG certificateを取得するための勉強をしましょう。
日本で働くライフスタイルを志す先生
日本で働くライフスタイルの先生方も留学される方が多いです。
海外での人脈を築くため・最先端の技術を得てスキルアップするため・自らのキャリアアップのためと目的は様々です。ポスドクとしてアカデミアに研究留学をされる方が大半を占めており、海外での研究は金銭面・文化の違い・言語の障壁があるため計画的な準備が必要だとされています。
どんな勉強をすれば良いか
海外での勤務を考えている人
海外での勤務を考えている人はまずはその地の医師国家試験に合格する必要があります。
アメリカを目的地とされる方はUSMLEの勉強をしましょう。
はじめは日本で勤務するがゆくゆくは臨床留学をしたいという方も同様です。
USMLEはSTEP1, 2CK, 2CSに分かれています。
アジア人のUSMLEに合格率は8割程度です。
勉強方法は実際にUSMLEを取得された先生方のサイトをみたりするのが良いですが、First Aidをひたすら読みこんで、Q&Aをするといった勉強法をされている方が多いです。
海外での勤務年数が10年以上の方はUSMLEの勉強について、『USMLEの勉強はスキルを取得するためというよりはむしろECFMG certificateを取得するためであると位置付け、割り切って勉強する必要がある』と話されていました。
USMLEの公式発表では日本人の受験者数は非公開です。
体感としては毎年、1学年で1人・1大学で10人くらいの割合でUSMLEの受験に挑戦している人がいるのではないかと推測しています。
日本での勤務を考えている人
日本での勤務を考えている人も学生のうちに英会話の勉強を始めましょう。
研修医になってアメリカで臨床留学を志すことになった・日本で臨床経験を積みながらアメリカで研究留学をすることになったという時がいずれ来ることでしょう。
その時のために今から英会話の勉強をすることをお勧めします。
上級医や同僚との日常会話や仕事についてのコミュニケーションに自信が持てるようになるまで英語を地道に勉強することが大切です。
もしネイティブとの日常会話がままならなければ、レベルの差はあれ英会話習得には少なくとも1年はかかる長い道のりです。早めのスタートを切りましょう。
留学した際には自身の専門分野に限らず広く医学英語全般についての知識が必要となることになります。
ある程度英会話の勉強が進んできたら参考書での最低限度の医学英語学習をすると良いと思います。
10万人が利用するオンライン資格講座「スタディング」
スタディングでTOEICの勉強がおすすめ。有名・人気オンライン資格講座で安心です。
・【時間がなくてもOK】スマホ・PC・タブレットで学べるため、日々忙しくまとまった勉強時間の取りづらい社会人・主婦・学生などの方に向いています。
スタディング
・【スマホ画面でも見やすく分かりやすい】授業風景を録画しただけなのではなく、映像講座として専用のフォーマットで編集された講座は、視覚的で理解しやすいと好評です。
おわりに
もし自身が学生時代に戻ることができるのであれば、英会話学習とUSMLEのための勉強をすることでしょう。
時間は有限ですから、効率よく医学部生が英語の勉強をできるための記事を作成したつもりです。
この記事を見て医学部生の方が今日から英語の勉強を始められる方が一人でも多くいるようであれば嬉しく思います。
特別リンク
受験生、難関大学を目指す中高生、中高一貫校の中高生、家庭教師を探す親御さんのためのサイト
医学部生の家庭教師を探しているのならこのサイトで家庭教師を探して見ませんか?講師は真面目な現役の医学部生のみで構成されております。
こんな方にオススメです!
・自宅学習フォローがうまくできず困っている
・医学部受験の最新事情を知っておきたい
コメント