資産形成の秘訣は節約にあり!
こんにちはhirotaka0793です。
資産形成において、すぐに効果が現れるのは何だと思いますか?
多くの方が株式投資や不動産投資のような、資産運用の方法を思いつくでしょう。
答えは資産運用ではなく、「節約」です。
正しく節約できれば、日常の無駄を削減できるだけではなく、資産運用の元本にもなります。
この記事では、節約を始めるための手順や、効率的に節約する方法を解説します。
最後まで読めば、資産形成を始めるための第一歩を踏み出すきっかけになりますよ!
H2 なぜ節約が大切なの?節約は資産形成の第一歩
資産を増やしていくために、節約は欠かせません。
資産形成に必要な行動は下記の3点。
・収入を増やす
・支出を削減する
・資産運用する
1つ目の「収入を増やす」は資産を増やすためのシンプルな方法ですね。
会社で昇進・昇給して受け取る給与額を増やしたり、副業収入を得たりすれば、貯金残高を増やせるでしょう。
2つ目の「支出を削減する」は、3つの中では軽視されがち。
しかし家計から出ていく額を抑えられれば、長期的に大きなお金が手元に残ります。
3つ目の「資産運用する」も資産形成には欠かせません。
現在は低利率ですので、銀行に預金しているだけではなく、リスクを取って金融商品に投資するのも必要なのです。
上記3点の中で、すぐに実行できるのは支出削減、つまり節約です。
本業や副業で収入を上げるのには時間がかかりますし、投資への挑戦は心理的ハードルが高いもの。
加えて節約で浮いたお金を活用すれば、資産運用を始める際の元手として活用できるのです。
したがって、気軽に資産形成したい人は節約から始めるのをお勧めします。
「節約って苦手…」と感じるあなたへ!効率的に節約するための3ステップ
それでは効率的に節約を始めるための手順を解説します。
大まかな手順は下記の通り。
①支出の内訳を知る
②見直すべき支出を選ぶ
③計画を立てて節約していく
はじめに1か月の支出の内訳を記録します。
記録し終えたら、全体に対して占める割合の高い項目を選びましょう。
そして支出の大きな項目を節約すれば、削減した分を貯金や資産運用に回せるのです。
このように大きすぎる支出を削るのが節約のポイントになります。
それぞれの手順を詳しく解説します。
①支出の内訳を知る
まずは1か月間の支出の内訳を知りましょう。
そのためには毎日の支出を記録し、後で見直せるようにする必要があります。
記録する媒体は、ノート・メモ帳・家計簿アプリなど、何でも構いません。
参考までに総務省統計局の「家計調査報告」から、2020年10~12月の20~30代単身者の平均支出と、2人以上世帯の平均支出を取り上げてみます。
20~30代単身者の平均支出 | 2人以上世帯の平均支出 | |
食料 | 38,759 | 81,352 |
住居 | 20,172 | 29,147 |
光熱・水道 | 6,785 | 20,095 |
家具・家事用品 | 3,599 | 13,493 |
被服及び履物 | 8,228 | 10,293 |
保険医療 | 2,928 | 15,281 |
交通・通信 | 21,596 | 39,875 |
教育 | 0 | 10,862 |
教養・娯楽 | 20,001 | 26,760 |
その他 | 11,799 | 54,229 |
合計 | 133,867 | 301,387 |
(その他の支出は、理美容サービス・理美容用品・身の回り用品・たばこ・他の諸雑費・交際費などを指します)
20~30代単身者と2人以上世帯ともに食料・交通・通信の割合が高めであると分かります。
②見直すべき支出を選ぶ
1か月の支出を把握できたら、見直すべき支出の項目をチェックしましょう。
支出額の大きい項目から削っていくのがポイントです。
例えば上記した総務省統計局の「家計調査報告」を見ると、支出割合の大きかった項目は次の通りでした。
・食料
・交通・通信
・教養娯楽
・住居
・光熱水道
以上5項目を例にして、支出を削る方法を解説します。
③具体的に削る方法
ここからは、食料・交通通信・教養娯楽・住居・光熱水道の5つを削減する方法をお伝えします。
①食費
食費の中で大きくなりがちな支出は外食です。
例えば通勤前・昼休みに買うコンビニ弁当やチェーン店での食事、そして自動販売機で購入する飲料水など。
これらの支出が大きい場合、削減していく必要があります。
コンビニや外食、自動販売機を頻繁に利用している方は、弁当と水筒を持参するのがおすすめです。
家で自炊している場合、翌日の弁当も一緒に作れば、時間短縮につながるでしょう。
なお、コンビニによく足を運ぶ方は、余計なものばかり買っていないか確認するのを推奨します。
弁当を買うついでに購入するスナック菓子やアイスなども、毎日積み重なれば無視できない金額になるでしょう。
②交通・通信費
交通・通信費で大きな支出になりがちなのは、下記の通り。
・終電を逃した後に利用するタクシー
・スマートフォンの利用料金
遅くまで飲み会に参加していて、終電を逃した経験のある方もいるのではないでしょうか。
その際に利用したタクシー代は、大きな支出になるので、余計な出費をしないようにしましょう。
また、スマホの月額料金の割合も大きいのではないでしょうか。
月額料金を見直す場合、使用していないオプションを解約したり、契約内容を変えたりするのがお勧めです。
加えて、格安SIMの利用を検討するのも良いでしょう。
格安SIMであれば、従来通りに電話・ネットを利用できるだけではなく、毎月のスマホ料金を1000~2000円台にできます。
ただし混雑する時間帯によっては、通信速度が落ちる点にご注意ください。
③教養娯楽
教養娯楽で大きくなりがちな支出の具体例は、
・雑誌
・サブクリプション
などが挙がります。
毎回買い続けている週刊・月刊誌はありませんか?
本当に自分のためになっているかどうか再確認し、不必要だと感じられる場合、買うのを止めてみると良いでしょう。
また、定期利用しているサブスクリプションにも注意が必要です。
例えば会員制のスポーツジムや動画・音楽配信サービス、電子書籍の読み放題サービスなどが挙がります。
ほとんど利用していなければ、思い切って解約してみてはいかがでしょうか。
④住居
見直す支出の中で、家賃の削減は最も困難かと考えられます。
賃貸にお住まいの方は、引っ越しする時以外に見直す機会はないでしょう。
もし現在の家賃が高い場合、物件の契約時に不動産会社と交渉してみるのも手です。
また、住んでいる物件の価格が、現在の募集価格より高い場合も、交渉のチャンスになります。
例えば住んでいるアパートの家賃が5万5000円であるのに対し、不動産会社で募集されている別の部屋が5万円だったとします。
このような時に不動産屋に交渉すれば、差額を少しでも埋められる可能性があるのです。
⑤光熱水道
光熱費・水道費の支出割合が高い時は、下記のような対策をしてみましょう。
・LEDを使用して電気代を抑える
・エアコンはフィルターを掃除し、扇風機を使って空気の循環をする
・風呂のフィルターを掃除し、残りの湯を使って洗濯する
・冷蔵庫は何度も開け閉めしない。中の食材を整理整頓する
・電力会社を見直す
普段の習慣の積み重ねですので、すぐに節約の成果は出ないでしょう。
しかし続けていけば、光熱費・水道費も抑えられます。
始めから完璧に節約しないよう注意!
具体的に支出を減らす方法について解説してきました。
注意すべきは、始めから完璧に支出削減しようとしないことです。
なぜなら無理に節約しようと試みれば、生活の質を下げる恐れがあるためです。
例えば食費を削り過ぎたり、定期的に通っていたスポーツジムを解約したりするのは、良い節約方法とはいえません。
たしかに生活の中で支出割合の高い項目は見直すべきですが、それが必要な支出であれば削るべきではないのです。
そのため全体に占める割合が高く、なおかつ無駄な支出を削るようにしましょう。
まとめ
今回は節約の方法について解説しました。
資産を増やすには、収入アップと支出削減、そして資産運用をしていくのがお勧めです。
この中で最も手をつけやすいのが支出削減、すなわち節約になります。
節約のためには、毎月の支出の内訳を知り、支出割合が大きい内容なら見直すのが効率的です。
しかし必要な支出であれば、無理して削減してはいけません。削るべきは、支出割合が大きくて不必要な支出です。
今回ご紹介した節約方法を参考にして、資産形成の第一歩を踏み出してください!
今後も、医療従事者という尊い仕事を全うしている皆さんの『行動』の原動力となる記事をupしていきます。
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