レジデントノートの活用方法
レジデントノートは毎月発刊されているレジデントのための参考書です。
今日から毎月買って行こうと意気込むものの長く続かないものですが、どうしたらレジデントノートをうまく活用することができるのでしょうか。
増刊号を活用しよう
数ヶ月に1回発刊される増刊号は毎月発刊されているレジデントノートに比べて、よりテーマに沿った内容についてページ数が割かれており充実した内容であると言えます。
取っ掛かりとしては過去に発刊された増刊号を買ってみるのがいいかと思います。
レジデントノートおすすめ分野
画像診断、救急外来・総合内科外来診療、輸液療法、栄養療法についての内容が充実しています。
また糖尿病内科や、ICU、エコーについての内容も多いです。
栄養療法・輸液療法に強くなるためのレジデントノート活用術
これからは各論になります。今回は栄養療法・輸液療法についての内容となります。
栄養療法・輸液療法を抑えたいのであればレジデントノートを活用するのが良いでしょう。
栄養療法・輸液療法は重要な分野である
栄養療法や輸液療法はレジデントノート以外の参考書も多く出されており、医療の中では重要な位置を占めています。
輸液療法や栄養療法は、将来どの診療科に進んでも重要な内容だからです。
例えば、いくらうまく骨折を治療したとしても、その患者が術後栄養不良状態であればいつになっても骨癒合しません。
栄養不良状態にならないために日々管理できなくてはならないのです。
したがって、栄養療法や輸液療法はレジデントで最も身に付けておくべき分野の一つであると思います。
レジデントノートを読了したのであれば、他の栄養療法・輸液療法の参考書も読んでみると良いかと思います。
おすすめのレジデントノート増刊号2冊
まずは増刊号の次の2冊を押さえておくのが良いでしょう。
レジデントノート増刊 Vol.17 No.17 栄養療法がわかる! できる!
レジデントノート増刊 Vol.17 No.17 栄養療法がわかる! できる!
栄養療法を学ぶ第一歩はこのテキストで決まりでしょう。
栄養療法の基礎をわかりやすく学ぶことができます。
基本的な栄養量の計算から、肝機能障害患者などの特殊な症例ごとの栄養量の考え方に至るまで幅広く学ぶことができます。
レジデントノート増刊 Vol.15 No.2 輸液スーパー指南塾
レジデントノート増刊 Vol.15 No.2 輸液スーパー指南塾
輸液の基本を学ぶことができます。
個々人で必要な輸液の量が異なるためどんな人にはどのような輸液が必要なのか理解しておく必要があります。
症例ベースで輸液について深めることによって臨床で応用が効くようになります。
症例ベースで知識の深掘りをしていくため読み進めるにつれてどんな症例の輸液管理も怖くなくなります。
まとめリンク
レジデントノート増刊 Vol.17 No.17 栄養療法がわかる! できる!
レジデントノート増刊 Vol.15 No.2 輸液スーパー指南塾
おわりに
輸液療法や栄養管理について自信が持てるようになればシメたものです。
まずはこの2つに焦点をおき勉強をしてみてはどうでしょうか。
今後も医療従事者の方々のタメになるような情報を発信していきます。
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