今回は脊椎脊髄病学のおすすめ参考書について記事にしました。
椎間板ヘルニアについての勉強で
同じ高さのヘルニアで障害される神経領域が異なる人がいて不思議だなと思い最近参考書を開きました。
ヘルニアが正中にあるか外側にあるかで障害される神経高位が異なることを知り、なるほどなぜ同じ高さのヘルニアで障害される神経領域が異なるのかと納得しました。
一般的なヘルニアの診断やその治療方法を調べていく中で何冊か脊椎脊髄病学の本を見ました。
何冊かヘルニアの件で本を調べたわけですが、今回はその中で初学者に一番わかりやすい脊椎脊髄病学の本を見つけましたのでご紹介したいと思います。
脊椎脊髄病学 第2版
脊椎脊髄病学のおすすめ参考書です。脊椎脊髄病学を勉強するための羅針盤と言えるテキストで、日常診療で必要な体系的な知識を得られる内容となっています。
大きく総論と各論に分かれていて、
総論では大きく周術期、神経内科的疾患の総論について
各論では種々の疾患について各疾患ごとの診断から治療まで書かれておりました。
総論ではMMTから見た神経高位についてや神経高位、神経横位など局在診断の考察など、忘却のかなたに合った私、個人的にはありがたい内容でした。
各論では腰椎椎間板ヘルニア以外にも、頸髄症、側弯症や骨粗鬆症性椎体骨折についてなど他にも若手医師が理解すべき内容が書かれておりました。
まとめ
まずはこの本を勉強することで脊椎脊髄病学の基本的知識の習得につながると考えました。
タメになる本が見つかればまた紹介していきたいと思います。
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