【現役薬剤師監修】抗菌薬を学びたい薬剤師さんに読んでいただきたい参考書

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【薬剤師必見図書!】抗菌薬を学びたい薬剤師さんへ

抗菌薬を苦手とする薬剤師かかなり多いが、現場にでると避ける事はできないです。

近年、耐性菌問題、ASTの加算など薬剤師としての活躍の場はかなり期待されている。

基礎からしっかりと抑え、現場で抗菌薬についてよりよい提案ができる薬剤師さんになるためにおすすめの図書を紹介します。

初心者さん向け!必ず読んでおきたい1冊!

ねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書

ねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書

もっとねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書2

もっともっとねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書3

ねころんでシリーズ!!分かりやすく、優しく書かれている。

抗菌薬はシリーズ3まで発売されており、ぜひ、薬剤師なら全部コンプリートして欲しい。

勿論、ねころんでシリーズなので3冊といってもスムーズに読める。

あの難しい抗菌薬がこんなに分かりやすく、簡単にまとめられている魔法の1冊だ。

本書の紹介文↓

シリーズ1

経験豊かな感染症医が伝授する抗菌薬処方のエッセンス。基本的な17の心得をマスターし、敵(病原体)の性格を理解し、おもな抗菌薬の特徴をつかむ。ややこしいけど知っておかなければならない、明日から使える抗菌薬のキホン知識が100分でスラスラ読めて自然と体得できる!

シリーズ2

Dr.矢野のやさしい抗菌薬入門vol.2、実践&処方編! ねころんで読めるから頭に入る抗菌薬選択の心得とその背景。推奨抗菌薬はポイント欄でイザという時に再確認。外来、病棟、クリニックでよく遭遇する感染症の抗菌薬処方の考え方が100分で読めて、今日から役立つ!

シリーズ3

Dr.矢野のやさしい抗菌薬入門vol.3! 抗菌薬を正しく使うためにいちばん大切なこと。それは「こんな時、抗菌薬はまず必要ない! 」と言い切れる知識。薬物有害事象を防ぐ基本や血液培養のタイミング、高齢者へ投与する際の注意点等、すべての医療従事者が知っておくべき100分で読める抗菌薬の注意事項!

全シリーズとても大切な内容が詰め込まれ読破必須である。

シリーズ3の「こんな時、抗菌薬はまず必要ない!」については近年問題となっている耐性菌とリンクしてくる課題でもあるだろう。

抗菌薬が必要なのか?という視点をもってもらうためにもぜひ読んで欲しい。

絶対わかる 抗菌薬はじめの一歩

絶対わかる 抗菌薬はじめの一歩

薬剤師以外の職種でもスムーズに読めるほど優しく書かれている。字も大きく図解もありとても分かりやすい。これから抗菌薬を始める薬剤師に必読の1冊だ。

中・上級者向け 次の一歩として読みたい1冊

これでわかる! 抗菌薬選択トレーニング: 感受性検査を読み解けば処方が変わる

これでわかる! 抗菌薬選択トレーニング: 感受性検査を読み解けば処方が変わる

初心者向けの抗菌薬を一通り読み終えたら勧めたい1冊はこれ。

感受性検査の読み方と実際の抗菌薬の選び方。

図書内に実際の感受性検査の結果、そこから抗菌薬をどう選ぶか?クイズ形式になっており読みながら、考える力が身につく。

本書の紹介文

菌名と薬剤感受性のS(感性)・I(中間)・R(耐性)だけによる処方判断は、適切な治療とならないばかりでなく、耐性菌を生み出すおそれがあり、現在世界的に深刻なトピックとなっています。
本書では、約60問の実践問題を解いていただくことで、抗菌薬選択の基礎力が無理なく身につくよう工夫しました。
各問題の解説ページには、処方選択の意図・考え方のほか、感染症専門薬剤師による抗菌薬ミニコラムも掲載。抗菌薬の理解が一歩深まります。
本書は抗菌薬選択問題のほか、問題を取り組むうえで最低限知っておきたい感染症診療の基本、および関連する検査の基本についても簡潔に解説。それらの知識も、あわせておさらいいただけます。

抗菌薬適正処方とAMR対策に、医師はもちろん、ASTにかかわる薬剤師・臨床検査技師の方々にもおすすめの1冊です。

目次


【第I章:診療の原則編】
1 感染症診療の基本的なプロセス
2 薬剤感受性検査とは
3 感染臓器・部位からみる処方抗菌薬のポイント
【第II章:実践編】
・実践演習問題(症例1~56)
・カラー図譜(グラム染色・培養)
【第III章:検査知識編】
1 要チェック! 正しい検体採取と搬送のしかた
2 実は難しい細菌同定
3 薬剤感受性検査の落とし穴
4 あなたの施設は大丈夫!? 適切なアンチバイオグラムの作成法
5 薬剤耐性菌に強くなるための5つの基本
6抗酸菌検査の概略をおさえよう
・実践演習問題(症例57~61)
【付録】
1主な抗菌薬のスペクトラム表
2代表的な抗菌薬の特徴

現場で活用できる1冊だ。

抗菌薬ドリル〜感染症診療に強くなる問題集

抗菌薬ドリル〜感染症診療に強くなる問題集

こちらは問題を解きながら学んでいくスタイル。

抗菌薬の基礎知識も書かれており初心者でも取り組みやすい1冊となっている。

本書の紹介文

感染症の診断や抗菌薬の選び方・やめ方、アレルギー、感染対策など、感染症診療の基盤になる考え方が問題を解きながら楽しく身につく! やる気をなくすほど難しくはなく、笑い飛ばせるほど簡単じゃない、珠玉の73問に挑戦しよう!

目次


1.これだけは覚える! 感染症診療に必要な微生物の知識
2.【抗菌薬の基礎知識1】ペニシリン系・セフェム系
3.【抗菌薬の基礎知識2】カルバペネム系・抗MRSA薬
4.【抗菌薬の基礎知識3】その他の重要な抗菌薬(内服抗菌薬を中心に)
5.【抗菌薬の基礎知識4】その他の重要な抗菌薬(嫌気性菌,抗真菌薬)
6.ペニシリンアレルギー
7.抗菌薬の要否の判断 〜薬剤耐性(AMR)を防ぐのは僕たちレジデントだっ! 〜
8.【診断のためのアプローチ1】市中の発熱へのアプローチ:感染症と身体所見
9.【診断のためのアプローチ2】POCT,血液培養,CRPとプロカルシトニン
10.empiric therapyの考え方
11.効果判定・経過観察のしかた
12.培養結果が判明した後の抗菌薬選択,内服薬へ切り替えのタイミング
13.抗菌薬のやめどき・治療がうまくいかないときのアプローチ
14.菌血症のマネジメント
15.研修医に知っておいてほしい感染対策

コラム
名称が変わった細菌
βラクタム系アレルギーのtips
MICの注意点・MICを考慮すべき状況は?

抗菌薬ドリル 実践編〜臨床現場で必要な力が試される 感染症の「リアル」問題集

抗菌薬ドリル 実践編〜臨床現場で必要な力が試される 感染症の「リアル」問題集

抗菌薬ドリルの第二弾更に抗菌薬について感染症について理解を深めたいと

感じたあなたへの次の1冊。

  第一弾同様、問題を解きながら学んでいくスタイル。

目次はこちら↓

目次


略語一覧

1 成人急性上気道感染症
2 インフルエンザ
3 肺炎
4 尿路感染症
5 皮膚軟部組織感染症
6 腹腔内感染症
7 下痢症
8 敗血症
9 感染性心内膜炎・血管内感染症
10 髄膜炎
11 骨・関節感染症
12 周術期の患者へのアプローチ
13 動物咬傷
14 免疫不全と感染症
15 小児の感染症診療
16 妊婦・授乳婦の感染症診療
17 性感染症
18 HIV感染症
19 海外帰国者の健康問題
20 研修医に必要なワクチンの原則

コラム
細菌性髄膜炎にメロペネムは投与すべきなのか?
髄膜炎菌
妊産婦のインフルエンザ診療
海外帰国者の診療でレベルアップをめざすあなたへ

感染症別にどのように抗菌薬を使用していくかが、掲載されている。

現場で役に立つ1冊だ。

抗菌薬の考え方,使い方 ver.4 魔弾よ、ふたたび…

抗菌薬の考え方,使い方 ver.4 魔弾よ、ふたたび…

こちらは抗菌薬を始めるにあたってぜひ読んでおきたい1冊!

ページ数も多く、具体的な症例もあるので初心者には少し気が重いかもしれないので、

次の一歩におすすめだろう。

文書が全て喋り口調で書かれており、現場で実際この抗菌薬はどのように使うか細かく載っている。

添付文書、教科書で習ったことだけでは通用しないのが、

抗菌薬なので必ず読んでおきたい1冊だ。

職場に1冊はおいておきたい1冊!

以下は感染症から推奨される抗菌薬用量などが掲載されている図書だ。

各図書の紹介文と目次を一緒にのせておく。

日本語版 サンフォード感染症治療ガイド2021(第51版)

日本語版 サンフォード感染症治療ガイド2021(第51版)

1969年の刊行以来,全世界の臨床家に活用されている「感染症診療のバイブル」日本語版。

日本だけでなく世界の感染症がわかる感染症診療のグローバルスタンダードな1冊。

今年の特徴


・多剤耐性菌治療の推奨表を新規追加
・バンコマイシンの処方情報を全面改訂
・抗ウイルス薬(コロナウイルス,エボラウイルス,HIV)の情報を新規追加

〇臓器ごと,疾患ごとに治療推奨が一目でわかる
〇細菌から真菌,寄生虫,ウイルスまで,遭遇しうるすべての感染症を網羅
〇毎年新たな文献を取り込み,最新のエビデンスに基づいて内容を改訂
〇世界の感染症の状況がわかる,まさに感染症診療のグローバルスタンダード

The Sanford Guide to Antimicrobial Therapyは,感染症専門医のJay P. Sanford氏(1928~1996)が,1960年代半ばに学生のために抗菌薬治療に関する冊子を作ったことに始まる。1969年に図書として刊行されて以来毎年改訂を重ね,現在では多くの言語に翻訳されて世界中で利用されている。

JAID/JSC感染症治療ガイド2019

JAID/JSC感染症治療ガイド2019

JAID/JSC感染症治療ガイドが5年ぶりに改訂。
○主要16領域の感染症と耐性菌・ブレイクポイント・PK/PDの情報を網羅
○日本の専門家が検討を重ね作成した,日本の現状に即した実践的な治療ガイド
○感染症診療に関わるすべての医療関係者に有用
○2019年版は索引が追加され,さらに使いやすく

目次



I敗血症およびカテーテル関連血流感染症
II発熱性好中球減少症
III細菌性髄膜炎
IV感染性心内膜炎
V中耳炎および鼻副鼻腔炎
VI急性咽頭炎・扁桃炎
VII呼吸器感染症
VIII骨髄炎・関節炎
IX腹膜炎
X皮膚軟部組織感染症
XI尿路感染症
XII 性器感染症
XIII性感染症
XIV眼感染症
XV 歯性感染症
XVI腸管感染症
XVII耐性菌,ブレイクポイント, PK/PD
付表新生児投与量,抗菌薬略語一覧

まとめリンク

ねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書

もっとねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書2

もっともっとねころんで読める抗菌薬: やさしい抗菌薬入門書3

絶対わかる 抗菌薬はじめの一歩

これでわかる! 抗菌薬選択トレーニング: 感受性検査を読み解けば処方が変わる

抗菌薬ドリル〜感染症診療に強くなる問題集

抗菌薬ドリル 実践編〜臨床現場で必要な力が試される 感染症の「リアル」問題集

抗菌薬の考え方,使い方 ver.4 魔弾よ、ふたたび…

日本語版 サンフォード感染症治療ガイド2021(第51版)

JAID/JSC感染症治療ガイド2019

まとめ

耐性菌の問題もあり抗菌薬での薬剤師の活躍の場が今後増えてくることは間違いない。

今回上記に挙げた推奨図書の中には「診療」に関わる医師目線の図書も多いが、

抗菌薬を考える上で薬剤師も診療目線で抗菌薬を考えていかなければ、

抗菌薬が適正使用なのか、そうではないのか判断が難しい。

そのため、単純に各抗菌薬の特徴だけでなく実際の患者の病態をみて、

なぜ抗菌薬が選ばれたのか知らなければならない。

AST加算も始まった今、その役割は大きく求められている。

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