【現役薬剤師監修】これから「抗がん剤」について勉強を始める方へ②

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【薬剤師さん向け図書】これから「抗がん剤」について勉強を始める方へ②

前回に引き続き、日本の死因第一位である「悪性新生物(がん)」、がんについての図書を引き続き紹介したい。がんについてのお薬の情報は日々更新する。抗がん剤に強くなるためにも再度、抗がん剤について学べる図書を紹介したい。

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今回紹介する図書

がん化学療法レジメンハンドブック

がん化学療法副作用対策ハンドブック

がん化学療法ワークシート

対応の流れと治療のポイントがわかる フローチャート抗がん薬副作用 

がん化学療法レジメンハンドブック

抗がん剤の投与スケジュールから、副作用対策、レジメンのチェックポイントなど全て掲載されているポケットサイズの1冊!内容も簡潔にまとめられており、調べやすく、使いやすい1冊

となっている。

紹介文

抗がん剤の投与スケジュールや注意点が一目でわかる大好評書,新薬を大幅追加し全面改訂! 最新レジメン全166レジメンを掲載! 支持療法や投与速度を含めたレジメンのほか,奏効率,副作用対策,服薬指導,減量・休薬基準も掲載.がん治療に携わる全スタッフ必携!

目次

第1部 総論

1.がん薬物療法の概要

2.レジメンの基礎知識と施行時の注意点

3.がん薬物療法施行時に必要とされる知識

4.一般的副作用対策

5.分子標的薬投与時の注意点

6.免疫チェックポイント阻害薬投与時の注意点

第2部 各論

1.肺がん

2.乳がん

3.胃がん

4.食道がん

5.大腸がん

6.肝・胆・膵がん

7.婦人科がん

8.泌尿器がん

9.造血器腫瘍

10.頭頸部がん(甲状腺がんを含む)

付録

調製時の注意点/HBV再活性化の対策/注射用抗がん剤等の安全な複数回使用の要点/抗がん剤一覧表/体表面積換算表

服薬指導についても掲載されている、まさに「がん」に関わる薬剤師が持っていて損をしない1冊となっている。

がん化学療法副作用対策ハンドブック

こちらは副作用に特化した1冊!抗がん剤といえば副作用はつきもの。多くの患者さんが悩まされる副作用について副作用の予防法など薬剤師として知っておくべき知識がたくさんつまっている1冊である。

紹介文

副作用の頻度・時期が見やすいと好評の書籍が改訂!免疫チェックポイント阻害薬やirAEに関する項目を追加し,ますます役立つ1冊に.要点をまとめたフローチャートや具体的な処方例で,予防・治療にすぐ役立つ!

目次

序章がん化学療法をはじめる前に

1.がん治療とチーム医療

2.がんの病状と化学療法について説明する

3.治療前評価を行う

4.標準治療と臨床試験

5.小児〜若年患者への気配り

6.高齢者への気配り

第1章抗がん剤の副作用と治療

総論(殺細胞性抗がん薬,分子標的薬)

1.過敏反応, infusion reaction

2.血管外漏出

3.骨髄抑制・血液毒性

4.消化器毒性

5.循環器障害

6.肺毒性

7.肝障害

8.腎障害

9.神経障害

10.皮膚障害

11.浮腫

12.味覚障害

13.栄養障害

14.眼障害

15.筋肉骨障害

16.内分泌障害

17.精神症状

18.性機能障害

19.二次発がん

20.ウイルス感染

21.化学放射線療法(CRT)の副作用

22.緊急処置が必要な副作用

第2章免疫関連有害現象の対策と治療(irAE)

総論

1.肺障害

2.消化器障害

3.内分泌障害

4.神経障害

5.その他

第3章抗がん剤の種類

1.アルキル化薬

2.代謝拮抗薬

3.抗腫瘍性抗生物質

4.アルカロイド系

5.ホルモン製剤

6.白金製剤

7.トポイソメラーゼ阻害薬

8.分子標的薬

9.免疫チェックポイント阻害薬

10.その他の抗がん剤

第4章レジメン別の副作用

1.脳腫瘍

2.頭頸部がん

3.肺がん

4.乳がん

5.消化器がん

6.婦人科がん

7.泌尿生殖器腫瘍(腎・膀胱・前立腺)・胚細胞腫

8.骨軟部組織腫瘍

9.甲状腺がん

10.造血器腫瘍

11.特殊な治療

12.免疫チェックポイント阻害薬

第5章抗がん剤投与の実際 -安全と基本手技-

1.がん化学療法を安全に施行するために

2.抗がん剤の投与手技

3.ストーマ管理

4.曝露対策

がんの副作用だけではなく、「チーム医療」や「暴露対策」などの知識も学べる1冊である。

がん化学療法ワークシート

こちらは、がん別の治療方法、副作用などあらゆる知識がまとまっている1冊!

処方のチェックポイントも書かれており見やすく、薬剤師にとって役に立つ1冊!

紹介文

●がん種と副作用をコンパクトに解説。

●がん薬物療法に必要な知識がぎゅっと詰まった1冊!

●付録ワークシートは専用サイトよりダウンロードして、患者説明、医療者間の情報共有にご活用ください!

・がん種ごとに治療を、副作用ごとに対策をコンパクトに解説!

がん治療を安全に、そしてより効果的に施行するためには、治療と副作用の知識が不可欠です。

本書では、12種類のがんについて、その特徴や標準治療、治療に使用される薬剤について解説。また、副作用ごとにその予防と対策を解説。さらに最新の知見をエビデンスとしてちりばめ、なぜその薬剤・レジメンが選択されるのかをわかりやすく紹介。

・付録「服薬指導シート」で患者説明も充実!

より安全な治療のためには、患者にもチーム医療に参加してもらい、積極的に副作用対策に協力してもらう必要があります。そこで、本書付録ワークシートの「服薬指導シート」を併せて活用ください。

「服薬指導シート」は抗がん薬の投与日にはイラストを、各副作用の発現が予想される日には色をつけているため、患者にも自身の治療の流れがわかりやすいと評判です。

また副作用が発現した際には患者自身でチェックを書きこめるため、医療従事者も個人差のある副作用発現状況が把握でき、次回治療にも役立てられます。「服薬指導シート」は全180種類のレジメンに対応しています。ぜひ、患者の積極的な治療参加のツールとして、お役立てください。

この他、投与量や必要な検査がチェックできる「処方チェック・副作用モニタリングシート」など医療者に便利なワークシート付き。日常業務にお役立てください。

※専用サイトよりダウンロードする本書付録ワークシートは、Microsoft Office Excel 2016(.xlsx)およびMicrosoft Office Excelマクロ(97-2003.xlsマクロまたは2019.xlsm)を使用して作成しています。その他の環境(バージョン)で使用される場合の動作保証はしかねますので、あらかじめご了承ください。

目次

第1章がん化学療法ワークシート作成方法

第2章各種がんの治療戦略と化学療法レジメン別ワークシート

1概説

2頭頸部がん

3肺がん

4食道がん、胃がん

5大腸がん

6肝がん、胆道がん、膵がん

7乳がん

8子宮がん、卵巣がん

9骨・軟部腫瘍

10泌尿器がん

11皮膚がん

12造血器腫瘍

第3章副作用対策

1がん化学療法の開始にあたって

2血管外漏出および血管障害

3過敏症、アナフィラキシー、インフュージョンリアクション

4白血球および好中球減少

5赤血球減少および血小板減少

6悪心・嘔吐

7口内炎

8下痢

9腎障害・膀胱障害・タンパク尿

10心毒性

11高血圧・静脈血栓塞栓症

12末梢神経障害

付録 付録 1がん情報の収集に役立つ国内外のホームページ

付録 2本書で使用する略語・名称一覧

付録 3抗がん薬の分類

付録 4抗がん薬一覧(作用分類別)

付録 5付録ワークシートの使い方

コンパクトに必要な知識がつまっているので、読みやすく、あらゆる知識を身につける事ができる1冊である。2020年出版というところも、新しい知識が掲載されており嬉しい。

対応の流れと治療のポイントがわかる フローチャート抗がん薬副作用

こちらは抗がん剤の副作用が学べる1冊。フローチャート式で、分かりやすく学ぶ事ができる。

紹介文

●フローチャートと本文をリンク付け。対応の流れとポイントがわかる

●“九大病院チームICI発”免疫チェックポイント阻害薬の副作用対策も網羅

●よく出合う30の副作用をエキスパートがまとめた全職種対応の一冊

併用療法の進歩や免疫チェックポイント阻害薬(ICI)の登場により、抗がん薬の副作用は多様化しており、すべてを熟知することは容易ではありません。そこで本書は、副作用を疑ったときの判断基準や対処法をフローチャートで視覚的に示すとともに、現場で使える具体的な知識を解説。ICIについては、進んだ副作用管理を実践している九州大学病院の対策を盛り込んでいます。日々がん診療にあたる専門医、専門薬剤師、専門看護師による、キホンを知るにも実践で活かすにも役立つ1冊です!

目次

第1章 総論

1 がん薬物療法の基本

2 有効性・安全性を正しく評価するために

3 免疫チェックポイント阻害薬と免疫関連有害事象

第2章 副作用:殺細胞性抗がん薬/分子標的薬

1 発熱(発熱性好中球減少症)

2 高血圧

3 静脈血栓塞栓症

4 悪心・嘔吐

5 下痢

6 便秘

7 腫瘍崩壊症候群

8 電解質異常(高Ca血症)

9 電解質異常(低Na血症)

10 電解質異常(低Mg血症)

11 末梢神経障害

12 手足症候群

13 皮膚障害(ざ瘡様皮疹、爪囲炎)

14 血管外漏出

15 口腔粘膜炎

16 味覚異常

17 過敏反応

第3章 副作用:免疫チェックポイント阻害薬

0 はじめに:九州大学病院の「チームICI」

1 間質性肺疾患

2 下痢・大腸炎

3 肝障害

4 腎障害

5 1型糖尿病

6 内分泌障害

7 神経・筋障害

8 皮膚障害

9 インフュージョンリアクション

10 心血管障害

「抗がん剤の副作用」をゼロにすることは残念ならが難しい。しかし、どのように予防し、

対策すれば良いか、薬剤師として知識を身につけることで患者さんの苦痛を緩和する事ができる。薬剤師として必須の知識だ。

まとめリンク

まとめ

医療は常に日進月歩だ。その中でも「抗がん剤」は現在もあらゆる製薬会社が治験を行い、薬の開発に力を注いでいる。日本において死因第一位である「がん」。

抗がん剤、副作用の知識は薬剤師であれば身につけておきたい知識の1つです。がんに悩まされる患者はとても多く、薬剤師として、患者に寄り添える医療になるように、抗がん剤の知識、副作用対策についてはしっかりと学んでおきたいところです。

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