【現役医師監修】麻酔科を初期研修で回る研修医の方におすすめの参考書

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はじめに

研修医になって色々な科目を回る日々を送っていると、次々に変わる研修でどんな内容を学ぶべきかいまいちわからなくなったり、次の科に向けてどんな参考書を買うべきかわからなくなることも多いかと思います。

そこで色々な科を回る際のおすすめの参考書について紹介します。

今回は内科志望でも外科志望でも得られるものが多い麻酔科研修の時に持っておくと良い本を紹介します。

麻酔科で得られるスキル

麻酔科に興味がない人にとってはまず、「麻酔科?何しているかよくわからないし、麻酔科志望じゃないけど今後に活かせるの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

実は麻酔科での研修は内科に行こうと外科に行こうと役に立つ知識やスキルを多く学べるのです。

まず麻酔科では麻酔を導入する前に、ルート確保、Aライン確保、気管挿管といった手技を多く行います。

特に短期間に多くの挿管をできる期間は研修医にとって限られており、麻酔科にいる間に挿管をしっかりできるようになっておくことは大切です。

また、麻酔科の仕事は手術中の患者の全身状態の管理であり、吸入麻酔薬、筋弛緩薬、昇圧薬、麻薬など、今まで使ってこなかった薬剤を多く扱うことになります。

これらの薬剤は麻酔科以外にもICUやHCUなどに入室しているような重篤で全身状態が刻一刻と変わるような患者に使う機会が多いので、ぜひ麻酔科でこれらの薬剤の使用に慣れましょう。

麻酔科研修でおすすめの参考書

1冊目は羊土社から出版されている「麻酔科研修チェックノート」です。

麻酔科研修チェックノート

この本は麻酔科を回る研修医のマニュアルとして定番中の定番です。

麻酔の概念やその流れ、麻酔に関連した手技の手順、麻酔している最中に起こったトラブルにどのように対応するか、といった麻酔科を回る研修医に必要な情報がコンパクトにまとまっています。

さっと取り出して参照できるため手術室に持って入るのに非常に便利な本です。「あまりたくさん本は買いたくなくてとりあえず1冊だけ用意しておきたい」という方はこの本を手に入れることをおすすめします。

2冊目は同じく羊土社からでている「麻酔科薬剤ノート」です麻酔科では全身管理を行うための薬剤を多数扱います。

それらの薬剤は麻酔科以外の科でもICUなどでの重症管理を要する患者さんに対して使う機会が沢山あります。ダイナミックに変動する患者さんの状態に合わせて多くの薬剤を使い分けていく必要のある状況に慣れておくと、救急対応や重症患者の管理に役に立ちます。

麻酔科研修はそのような薬剤に触れる初めの機会として非常に重要です。

麻酔科研修中にこの本を利用して薬の特徴を知識として抑えておき、実際に手術に入った時に投与したらどのような変化が患者さんの体に起きるのかを体験することで、薬剤の特徴を理解することができます。

麻酔科に限った本ではありませんが、麻酔科を回るにあたって確認しておきたい手技の話についての本を1冊ご紹介しておきます。

医歯薬出版より出ている「研修医手技マニュアル」がおすすめです。研修医の間に習得しておきたい様々な手技の手順が写真付きで掲載されています。麻酔科は手術室に入ることも多いのでコンパクトに持ち歩けるという点も便利です。

本の大きさに拘らない人や、電子化していて大きくても小さくても問題ないという人であればメディックメディアの「診断と手技がみえる」が定番ですのでそちらを使用しても良いでしょう。

診察と手技がみえる (vol.1)

診察と手技がみえる (vol.2)

まとめ

今回は麻酔科を回る研修医におすすめの参考書を紹介しました。

麻酔科研修では全身管理を行うため、麻酔科志望ではない研修医にとっても覚えておきたい知識や身につけておきたいスキルを沢山習得することができます。

麻酔の流れや必要な手技、使用する薬剤を確認できるコンパクトな本を用意して麻酔科研修に臨みましょう。

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